バンダアチェの記憶

市街地は瓦礫と化し、漁船が乗り上げた

廃墟の町で身寄りを探し

1階部分を津波が抜けて

遺体を運ぶ兵士

悲しみにくれる少女

感動の再会

家族を失い、たった1人で小さな小屋の家を造る少年

 05年3月、20万人の津波犠牲者を出したインドネシア・バンダアチェを取材、凄惨な現場を目の当たりにしました。あの地獄絵図が日本でもと思うだけで悲痛な思いです。遍路仲間の宮城県名取市と東松島市の友人は、家を流され、命だけ取り留めました。友や親戚をなくし、明日への希望も奪われ、かける言葉もありません。今こそ、力を合わせ、復興を誓いましょう。